犬・猫の口臭
口臭は私たち人間にとってはエチケットの面からも非常に気になるものです。
そのため早期に気づき、その後の病気のシグナルとしても認識できるのです。
しかし、犬や猫は自分で口臭を気にすることはないです。
飼い主にとってはペットの口臭が気になることがあります。特に犬は飼い主にじゃれる時に舐めてきます。
顔を舐められる時はその臭いに閉口する時があります。
でもそれは犬や猫特有の口臭で気にする必要のないものなのかが分かりません。
犬・猫の口臭の原因
人間の口臭のおよそ85～90％は口腔から発生と考えられています。
犬や猫においても口臭の最も一般的な原因は歯垢・歯肉炎などによる口腔内の疾患です。
歯垢・歯肉炎は発生メカニズムは歯の表面に付着した細菌が数日以内に歯石の元となる石灰化を引き起こります。
その歯石からプラーク（細菌の塊）や歯肉炎が進行すると歯周炎に進行します。
プラーク、歯周ポケットや舌に存在する細菌が食べかすや歯垢やタンパク質や脂肪を分解してあの口臭を発生させます。これが口臭の正体なのです。
口臭は臭いが不快だけではなく歯周病が進行すると歯を支えている歯肉（歯茎）や歯を支えている骨（歯槽骨）を破壊し歯がボロボロ抜け落ち、最終的にはペットの寿命を縮めることになります。
そのために予防は何より必要となってきます。
それは人間の毎日の歯磨きと同じです。
歯周病から全身疾患
動物病院において犬や猫において日常診療で歯周病を診る機会は非常に多い。犬や猫では、口腔内pHが8～9とアルカリ性を示し、歯垢から歯石に変化する速度が速く、犬では3～5日間、猫では約1週間です。
ちなみに人では、口腔内pHは弱酸性であり、完全に石灰化した歯石が形成されるには3週間を要します。
歯石は軽石のようなものでその中の細菌は死滅しているが、その表面が凹凸のために歯垢が付着しやすい。
したがって、直ちに歯石の上に歯垢が付着し、歯垢が歯石になり、また、歯垢が付着して歯石になり層状に歯面に歯垢・歯石が付着していきます。
その結果、歯周組織が破壊され、歯周病に至る。この歯周病を放置することで顎顔面領域の疾患（口鼻瘻管、上下顎骨折、内歯瘻、外歯瘻）を引き起こすことが少なくない。
さらに、歯周病原性細菌や炎症性サイトカインがポケット内や歯肉粘膜から全身の血液循環を経て心臓、肝臓および腎臓に影響することも報告されています。
以上のように歯周病に起因して顎顔面領域の疾患や全身性疾患に至ることがあるため歯周病を軽視してはならないのです。
＜引用文献＞第35回動物臨床医学会 (2014)「歯周病に起因した顎顔面領域の疾患と全身性疾患」犬・猫の口臭・歯石を銅イオンで予防・解決
先程、人間の歯磨きと同じと書きましたがそれがペットには至難の業。
向こうは嫌がるし・・賢いものので歯ブラシをもって来ただけで抵抗されます。
そこでお互い楽に予防できるものは無いか・・・・
それで考えたのが 銅イオン です
日本銅センターhttp://www.jcda.or.jp/のホームページの銅の抗菌性を参考にしてね。
上記にもあるように銅は非常に安全で抗菌作用の高いものです。
しかし銅を水に溶かすときはイオンという形になっています。 これを安全に安定化するためのある工夫（特許取得）をしました。
それが今回の「お口臭ワン」です。
お口臭ワンとは？
特許取得済みの銅イオンを使った殺菌・抗菌用の商品です。
お口臭ワン
| 形状 | 水色の液体 |
|---|---|
| 使用量 | 1回に数滴 |
| 使用間隔 | できれば毎日 |
- 価格：
4,400円（税込）➡ 3,300円（税込）
- 容量：
- 20ml
「お口臭ワン」は液状の銅イオンを主成分の犬猫の口臭・歯石対策商品です。
日本製の商品
この「お口臭ワン」は医師によって開発された商品で殺菌・抗菌として特許を取得しました。犬猫の口臭・歯石が歯周病からの原因として考えられることから、その後の疾患予防ととらえてもらった方がいいです。
特許取得を記念して今回は定価4,400円を 3,300円 で販売します。
歯石の変化
左の写真は「お口臭ワン」を使用前の犬歯です。右の写真は「お口臭ワン」を使用して1ヵ月後の写真です。
歯石が薄く小さくなっているのが分かると思います。
「お口臭ワン」ご紹介情報
ペットといっしょ！(2012) (まっぷる国内版) のＰ７に掲載されました！
